[雑多] 今年やったゲームでも振り返ってみようか

 今年が終わってしまう前に、今年やったゲームについて思いを馳せてみたいと思います。今年は30本遊びました。寝る時間をだいぶ削ったなーと思っております。でも遊びたいんだから仕方ない。ここからは個別に少しずつ感想を書いていきたいと思います。ネタバレは極力避けますが、内容は完全にチラシの裏ですのであしからず。画像とか貼りたいところですが、スクショ取れないものもあるので割愛します。なお、点数は今年のやったゲームに対する独断と偏見で構成された相対的な得点です。面白かったら高い、つまらなかったら低い、それだけです。

一覧

個別の感想

イース セルセタの樹海

PS Vita/🏆100%(プラチナ) 62点

 イースIVのリメイク作品、ではありますが、過去のIVはいずれもファルコム純正ではなく、本作のIVが初の純正IV。発売日は2012年ですがやるのを忘れていて今年初めてやるゲームとなりました。
 アクションはSEVENがベースになっており、雑魚戦はボタン連打、ボス戦はフラッシュムーブ、フラッシュガードを用いて戦うなど、アクションの幅が広がりました。元々難易度があまり高くない昨今のファルコム作品ですが、これによってアクションが得意ではない人でも高難度に挑戦しやすくなりました。本作では樹海を歩き回って地図を埋めるという作業があるのですが、マップの作りがよく出来ており、またファルコム作品(純正に限る)は音楽が素晴らしいということも相まって、飽きずに最後までプレイすることが出来ました。
 一方で、そのアクションシステムゆえに登場人物が増え、今までのIVにくらべストーリーが非常に雑になっていて、出て来るキャラがなんで出てきたのが、何をしたのかわからないまま戦って終わり、になっていたのが残念でした。
 RPGという点では残念な面が残るものの、アクションとしてはさすがファルコムと言ったところ、手軽に気持ちのいいアクションを楽しむにはもってこいの作品でした。

everybody’s gone to the rapture

PS4/🏆100%(プラチナ) 73点

 発売前にちょっとだけ話題になった、歩ける絵本といった感じの作品。フリープレイに来たのでやってみたところ、非常に面白いゲームでした。
 本作は、突然村人が全て消えてしまった町で、その原因に迫るべく探索を行うゲーム。探索と言っても出来ることは歩くこととスイッチを操作するくらい。村のさまざまな場所にある光に触れることで、そのときに起こった出来事を追体験でき、それらを辿ることで物語を追っていきます。
 タイトルからも分かる通り、宗教観(キリスト教)がかなり強い作品となっており、日本人がプレイしてもイマイチピンとこない部分がありました。村で起こった出来事は何なのか、光の正体は、それらの考察はプレイヤーに任されているため、ゲームが終わった後も楽しめます。またプレイ時間は5時間程度になっているため、そういった点でも体感型の映画とも言えると思います。
 ゲーム性が非常に低いため、人を選ぶゲームではあると思いますが、私自身としてはおすすめしたいゲームの一つです。

グラビティデイズ2

PS4/🏆100%(プラチナ) 85点

 正式なタイトルは「GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択」。PS Vitaで発売されたグラビティデイズの続編(グラビティデイズもプレイ済みです)作品。グラビティデイズ自体がストーリーも含め非常に面白い作品ではありましたが、本作ではその面白さはそのまま、新たに街を探索する楽しみが圧倒的に増えました。その中でも特に、街の中で写真を撮るシステムが非常によく出来ていて、ただあちこちを歩き回って写真を取っているだけでも十分に遊べます。また、オンライン要素として他のプレイヤーが取った写真から位置を特定する、といった遊び方もあり、クリア後も驚くほど遊べる要素が多いのが特徴です(ちなみに現実世界でも、GPS位置情報をもとに探しものをする「ジオキャッシング」という遊びがあります)。
 アクション面では、360°視点移動ゆえの3D酔いがあるものの、Vita版に比べると画面が広く、かなり酔いにくくなったといえます。操作はかなり難しい部類のゲームだと思いますが、慣れると思いの外思い通りに操作できるようになります。
 マップも前作同様に作り込まれており、また雲の演出など「空の上にいる」感が非常によく表現されています。登場人物も、物語が進むに連れてどんどん愛着が湧いていくような作りになっていて、さながら自分が物語の中に入ったような錯覚に陥ります。
 不満な点は殆どありませんが、イベントの進行に関わるバグが幾つかあり、その点は非常に残念でした(再起動で直るものではありましたが)。ともあれ、PS4を持っている人には一度は遊んで欲しい一本です。

ニーア オートマタ

PS4/🏆100%(プラチナ) 85点

 荒廃した地球を舞台に、機械生命体と戦うアクションRPG。過去のNieRシリーズは未プレイ。私自身、バッドエンドのゲームや映画が好きなこともあり、物語は非常に楽しめました(といいつつも本作は一応ハッピーエンドでしょう)。開発はメタルギアライジングリベンジェンスなどを開発しているプラチナゲームズということもあり、アクションの気持ちよさも今年最高の出来といえます。さらに、(ご存知のとおりかと思いますが)キャラクターデザインが非常に秀逸で、また演出が非常に細かく、特に水の表現は驚くほど現実世界のそれに近いものになっています。物語も複雑すぎず、また演出も相まって、非常に没入感のある作品に仕上がっています。文明が荒廃した姿の何と魅力的なこと。
 アクション面では複雑な操作が排除されており、難易度にもよりますがガチャガチャやってるだけでも遊んでいる感が出る作りになっています。低難易度では自動戦闘が可能で適当に遊んでいても物語が進み、一方で最高難易度はオワタ式となっており、アクション苦手勢もガチ勢も楽しめる間口の広さも魅力の一つでしょう。
 また、音楽も非常に完成度が高く、物語の構築に不可欠な要素となっています。遊園地のBGMは、不気味ながらも癖になる謎の魅力が詰まっており、脳裏に強く焼き付きます。
 昨今、オープンワールドとは広いマップを持ったゲームとして認識されていますが、本来は攻略順にかからず自由にマップを移動できるゲームを指す言葉です(オープン=制限のない、という意味)。本作のマップは広くこそありませんが、ゲーム開始直後からさまざまなマップを行き来することが出来るため、オープンワールドゲームの一種と言えます。マップの広いオープンワールドはどちらかと言うとヘビー層向けのゲームになりがちなため、アクション含めライト層を取り込み、物語をゲームの中心と置くためにはこのくらいの広さがちょうどいいと思います。広くはないマップですが、荒廃した街を中心に、森林や遊園地、海と言ったフィールドが構築されており、狭さを感じさせない作りとなっています。
 こちらも不満らしい不満はありませんが、シューティング要素がちょっと余計だったかなとは思います。ミニゲームにしては重点が置かれすぎているので、そこは個人的に減点ポイントでした。
 物語は重く暗い雰囲気ですが、遊ぶ価値のあるゲームです。

イースVIII -Lacrimosa of DANA-

PS4/🏆100%(プラチナ) 93点

 イースシリーズ最新作。船が沈み流れ着いたセイレン島を舞台に、そこで同じく流れ着いた人々とともに島の謎を解き明かしつつも島からの脱出を目指す。
 従来のイースシリーズの作品は、物語が一人の主人公によって構成されていることもあり物語はあっさりしていて、どことなくシリーズのファン向け、といっと面がありました。しかし、本作は物語の作り込みがよく出来ており、新しくイースシリーズに手を出そうと思っている人でも楽しめる作品になっています。良い意味でイースらしくない、といったところでしょう。
 特筆すべきは、島一つを舞台とした壮大な「冒険」です。今までのイースシリーズも冒険がテーマになっていましたが、本作の冒険してる感は他の作品を遥かに上回ります。クリアする頃には何ヶ月も島に滞在したような感覚に陥り、ともに生き抜いた仲間たちとの別れが惜しくなるでしょう。まさにロールプレイ、という言葉にぴったりなゲームです。
 アクションはセルセタ同様SEVENのシステムを引き継いでおり、アクションが非常にスムーズになっています。一方従来作品に比べてザコ敵が強化されており、爽快感という点ではセルセタに一歩劣ると感じるかもしれません。
 ファルコムサウンドも健在です。イースシリーズでは、初めの街(本作は村ですが)を出た瞬間のBGMが異常なまでに熱い、というのがもはや恒例となっています。本作も同様で、フィールドやボス戦の激しいメタル調のBGMがゲームを盛り上げてくれます。一方でボス戦のBGMは今までの作品と少々異なっており、激しい曲調ではなく、映画のようなドラマチックで透明感のある音楽が用いられています。それでもなおファルコムらしさを感じさせるメロディーラインは、ゲームを盛り上げる上での必要不可欠な要素です。
 アクション要素に重きが置かれる昨今のアクションRPGのなか、ストーリーにもしっかりと着目できる、非常によいゲームでした。

サマーレッスン 宮本ひかり

PS4/🏆100% 35点

 昨年発売のPSVR専用タイトル。これとエースコンバットがやりたくてPSVRを購入しました。PSVRは解像度がまだ低く、デバイスを用いたプレイではそこまでリアルではないのですが、初めてプレイした時はその「そこにいる」感に驚きました。触れることはもちろん出来ないのですが、ひかりちゃんはまさしくそこに存在しており、こういった体験を手軽にできるようになるすごい時代になったものだと感じました(去年プレイしたRez:Infiniteが今のところ最高のVRゲームです。その体験は筆舌に尽くし難いのでPSVRを持っている人は是非やってみて下さい)。
 一方で、やはり3Dモデルということもあり、初見「君なんか写真と違わない?」であり、そもそも女子高生にしてはケバすぎないか、という強い思いがありました。まぁその辺は個人の趣味ですのでこれ以上言及はしませんが…
 やれることはほぼありません。選択肢を選ぶくらいです。首を振ってYES/NOを選ぶシステムもありましたが、なぜか導入でしか使われませんでした。もっと使えばいいのに。またプラチナトロフィーはありませんが、トロフィーコンプリートのためには同じ1週間を何度も繰り返さねばならず、さながらエンドレスエイトを追体験するゲームでした。選択肢もランダム要素があり、最高評価を取るためには多少の運が必要になってきます。
 VRを体験するにはもってこいのゲームですが、8000円以上かけてトロフィーを集めるゲームではないです。
 

サマーレッスン アリソン・スノウ

PS4/🏆100% 48点

 前作の続き。今作は海外から日本文化を勉強しにきたアリソンちゃんがヒロイン。その割に日本語がペラペラという謎設定でしたが、まぁそこは日本人をターゲットにしたゲームということで多少は仕方がないでしょう。サマーレッスンのPVとして有名なのは多分ひかりちゃんよりもこっちだと思います。テーマソングの「Here I am」も非常に耳に残るいい曲だと思います。
 ゲームシステムは特に変わらず、黙々と選択肢を選んでいくゲームです。ただし、選んだ選択肢が正しいかどうかがわかるようになり、また必ず正しい選択となる選択肢が用意されるようになったため、攻略はかなり簡単になっています。ミニゲームとして、画面上にあるオブジェクトを選ぶ、といった新しい遊びも加わっています。また、首振り選択も使われるようになり、前作に比べて改良点も見られますが、やることは前作と変わらずエンドレスエイトですので、購入の際には覚悟が必要です。
 次の作品が出ていますが、まだ購入していません。おそらく買うことにはなると思いますが、ほかにやりたいゲームがあるのでいつ出来るか…

チャイルド オブ ライト

PS4/🏆100% 67点

 フリープレイアンコール配信にて配信された作品の一つ。そこで初めて知ってプレイしました。プレイ時間はトロフィーを集めても10時間切るくらい、非常に小さくまとまっており、その雰囲気や物語も含め、絵本を読んでいるような作品です。日本のRPGを参考に作られたらしく、それっぽい作りが随所に見られました。
 戦闘システムはターン制ではなくタイムライン制で、タイムライン上で自分のターンが回ってくると攻撃できる、というシステム(言葉で表現するのが難しい)。タイムライン上には妨害領域が設定されており、この領域にシンボルが存在する場合にはそのキャラクタの攻撃をキャンセルし、一方的に攻撃できる。また、イグニキュラスというティンカーベルみたいな光を敵に当てると行動が遅くなり、味方に当てるとHPを回復するというシステムがあり、戦闘は結構忙しい。
 ストーリーはあまり深くはありませんが、グラフィックスにはヴァニラウェアが作るような、作り込まれた美しさがあります。まさに遊べる絵本といった感じ。短時間で物語とゲームを楽しみたい人にはおすすめです。

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

PS4/🏆100%(プラチナ) 88点

 今年一番期待していた作品。ドラクエとともに人生を歩み幾許年、待ちに待った最新作でした。ゲームの出来は非常によく、ドラクエらしからぬグラフィックなのにドラクエらしい、非常にきれいな位置に落とし込まれています。
 戦闘システムは今時珍しいターン制コマンドバトル。何の捻りもないただのターン制ですが、ドラクエに求められるのはこれ。しかし演出は非常に進化しており、見ていて飽きない戦闘になっています。物語もお使い要素も台詞回しも音楽も、全てがドラクエそのもの。シリーズ物のゲームが新しい要素を取り込んでいく中、今までと変わらない方法でこれだけの面白さを作り上げることができるのは本当に凄いと思いました。
 ストーリーは長めで、表ボス撃破後から本当の物語が始まります。ネタバレになるので多くは語れませんが、とにかく最後まで遊んでほしいです。また、ドラクエと言えばカジノですが、スロットが超絶進化しており、勇者業そっちのけで無限に遊べます。その他ミニゲームもそこそこ充実しており、どれも魔王の差し金と思えるくらいに本業そっちのけで遊べます。
 欠点はやはりロードの長さでしょう。とにかく何をするにもロードがつきまとうので、マップ移動のテンポはあまり良くないです。また、走ることが出来ないので、広いマップは移動がとてもダルく、移動に消費される時間はかなり多くなるでしょう。もっとも、エンジニア視点で見れば、あの量のマップをほんの数秒でロードする技術力は非常に高く、とても真似できるものではありませんが、それは遊ぶ側には関係のないこと。グラフィックが進歩するに連れロード時間が長くなってしまうのはとても残念です。
 音楽はあまり振るわなかったかな…というところです。XIの新曲はどれもあまり心に残るものはなく、クリア後に旧作のアレンジが流れるのですが、やはりそちらのほうが心に残りました。ゲーム音楽に重きをおく私としては少し残念でした。
 ドラクエ集大成、といったところで、過去の作品からの小ネタもたくさん散りばめられており、ファンであればやっておくべき1本です。あとベロニカがとても可愛いので、彼女を愛でたいのであればPS4版一択でしょう。
 

ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて

3DS 70点

 PS4版と合わせて購入した3DS版のDQ11。基本的な物語はPS4版と同じですが、ミニゲームやグラフィックスなどはPS4版とは別に作られています。先にPS4版を遊んでしまったのですが、先に3DS版をやればよかったと後悔しました。
 基本的にはPS4版と同じなので割愛しますが、やはるPS4と後ではグラフィックが非常に見劣りします。3DSなので当たり前なのですが、あまりにも差がありすぎるため、一気にプレイする気をなくしてしまいました(もちろん2週目なのでそのせいでもありますが)。ドラクエらしいグラフィックス、という点では3DSの方が勝っているので、酷いというわけではないです。また2D版もあり、そちらで遊んでもやはりドラクエです。
 PS4版に比べるとマップが狭く、またロード時間が皆無と言ってもいいため、プレイの快適さという意味では3DS版が勝ります。時間がない人はこっちをやるといいと思います。なおベロニカはPS4版のほうが可愛いです。

ソフィーのアトリエ 〜不思議な本の錬金術士〜

PS4, PS Vita/🏆100%(プラチナ) 58点

 たまにやりたくなるアトリエシリーズ。アトリエシリーズはアーランドシリーズ以来のプレイです。まず特筆すべきは、ソフィーがめっちゃ可愛いこと。今までそこそこアトリエシリーズをやってきましたが、個人的ベストです。衣装もとても可愛いです。残念なのは衣装変更前のほうが可愛いということ。これは減点ポイントが高いです。
 プレイはわりと自由度が高く、アーランドシリーズのように制限時間はないので、ゆっくりまったりやり込めます。プレイスタイルは今までとあまり変わらず、品質マシマシ装備に品質マシマシ爆弾で爆殺していく感じです。プレイ時間の他にも様々な制約がゆるくなっている部分もあり、手軽さとやり込みのバランスがよく出来ていて、プラチナ獲得まで飽きることなくプレイできました。
 錬金システムは少し変わっており、パズル要素が導入されました。これにより、品質の高いアイテムを錬成する場合は適度に頭を使う必要があり、また品質999を狙おうとすると素材や配置までしっかり考えないといけないため、ここは結構苦労するポイントだと思います。特性伝搬はもう暫くやらなくてもいいかな。
 アトリエシリーズの魅力は残しつつも、手軽になった本作は初アトリエにはもってこいの作品でしょう(個人的なおすすめはマナケミアシリーズです)。

真・三國無双7

PS3/🏆100%(プラチナ) 62点

 部屋の掃除をしていたときにPS3が出てきたので、起動するかどうか確認してみたらこのソフトが入っていたので、プラチナ狙いでプレイ。結果150時間くらい持って行かれたのですが…
 三國無双集大成とも言える、凄まじいボリュームが本作の特徴。史実ルートもありつつ、ifルートも充実しています。モーションは全てのキャラクターに固有のものが与えられ、しかも全ての武器(モーション)を好きな武将に装備することができます。将星モードというハクスラ的なモードも用意されており、名声や素材を集めながら街を発展させていく。
 ザコのワラワラ感は過去最高、特に意識していなくても1000KOまであっという間で、フィールドによっては3000、4000も狙えます。覚醒乱舞等を利用したときの爽快感も過去最高といえるでしょう。なおPS3のファンはフル稼働です。
 トロフィーの作業感も過去最高といえるかもしれません。絆上げのために、同じステージを延々と1000回以上も繰り返す必要があり、非常に苦痛となります。私は映画を見ながらこなしましたが、それでも30時間程度は食うので、時間に余裕がある人のみトロフィーを狙いましょう。
 不満点はやはりバグの多さです。とにかくバグります。アップデート後にだいぶ良くはなりましたが、それでもPS3負荷に耐えられずに止まるパターンが発生するため、ザコ密集地で覚醒乱舞しようものならお陀仏です。武器回収作業中にこれに何度もなって、さすがにキレました。
 次回作8はオープンワールドになるらしいので、どんな出来になるかちょっと楽しみです。

真・三國無双5 Empires

PS3/🏆100%(プラチナ) 13点

 無双7をやった後に、プラチナが取りやすいという噂を聞きプレイ。無双5自体が(私の中で)伝説のクソゲーと化しているので、あまり期待せずにプレイしたのですが、やっぱりクソゲーでした。
 連舞ゲージというクソシステムが廃止され、プレイはかなり楽になりました。一方でEmpiresの割に戦略性は皆無で、普段の無双とあまり変わりありませんでした。
 プラチナトロフィー自体はあっというまにとれるので(20時間くらい)、トロファーにはおすすめできるかもしれませんが、ゲームとしてはつまらないので遊ぶ価値はないです。

Horizon Zero Dawn

PS4/🏆100%(プラチナ) 100点

 機械がはびこる世界で、凶暴化し始めた機械の謎を解くべく冒険を進めるオープンワールドアクションゲーム。発表時から気になっていたゲームでした。
 非常に完成度の高いゲームです。世界観、ストーリー、音楽、グラフィックス、アクション性、ゲーム性、マップ…どれをとってもあまりにも完璧過ぎて、不満点が見当たりません。間違いなく今年遊んだゲームの中でトップですし、おそらくここ十年くらいで遊んだゲームを思い返しても、本作を超えるゲームは出てこないでしょう。
 狩ゲーではありますが、モンハンとは違い、遠距離攻撃をメインに戦います。複数の機械が同時に出てくるので、見つからないように隠れたまま倒したり、トラップを仕掛けたり、同士討ちを狙ったりします。弓を使いますが、重力の影響をあまりうけない設計になっており、狙った場所を射抜きやすくなっているため、とても気持ちいい戦いができます。また、明記されていはいませんが低難易度では強烈なエイムアシストが働いており、適当に射っても弱点に当たるようになっているようです。部位破壊時の効果音も相まって、低難度プレイでは非常に爽快感があり、俺TUEEEEEEEEEEEEEEEEEEを強く感じるゲームとなっています。
 一方高難易度ではゲーム性が一変します。矢によるダメージはかすり傷にもならない上、敵の一撃が非常に重く、中型以上ではワンパンも珍しくないため、基本的には隠れたまま罠と同士討ちを狙って戦います。敵の視界も非常に広く、こちらが視認する前に気づくことも多々あります。1回の戦闘に30分以上かかることもしばしば。しかし、本当に狩りをしているかのような緊張感があり、まさに手に汗握る狩りアクションゲームとなります。
 ストーリーも非常に作り込まれており、SFが好きな人にとってはたまらない物語となっています。また、DLCの完成度も非常に高く、それ単体でもゲームになるようなボリュームでした。
 そして特筆すべきは機械のデザインでしょう。小型の哨戒機から、超大型の制圧機まで、大小様々な機械が襲ってきます。機械は仲間にすると近づけるのですが、その細部まで非常に作り込まれており、また戦闘後の傷の残り方や、属性攻撃での質感の変化など、驚くほど細かく表現されています。マップも、草木の表現が非常によくできており、マトリックスの世界ような機械炉、雪が積もるエリアでは、歩いた後の雪の崩れ方まで作られているなど、本当にどれだけの時間をかけたらここまで作り込めるのか、そしてPS4でどうやったらここまで表現できるのか不思議ないくらいです。
 サブクエストもお使い要素は強いものの、特定の大型機械排除や、山賊野営地制圧など、楽しめる作りになっているため、苦になるものは一つもないです。ファストトラベルポイントも多数用意されており、ロード時間こそ長いものの移動は苦になりません。
 今後ここまで完成度の高いゲームがどれだけ世に放たれるのかわかりませんが、とにかく現時点でのゲーム体験の最高峰にいることは間違いありません。PS4を買ってでも遊ぶべき1本です。

戦国BASARA 真田幸村伝

PS4/🏆100%(プラチナ) 1点

 フリープレイに来ていたのでプレイ。今年遊んだゲームの中でもダントツのハズレゲーでした。まず、各所で言われているようなボリュームの少なさ。圧倒的なボリューム不足です。Horizon Zero DawnのDLCの方が圧倒的にボリュームがあります。7000円以上するゲームですが、3時間で終わります。一応真田の試験というやり込みっぽい要素はあるのですが、ただの金策であり2周して終わりです。各武将には「型」と呼ばれるアクションがあり(無双6以降で言うところの武器っぽいもの)、戦闘前に選ぶことが出来るのですが、ぶっちゃけどれもゴミなので専用型以外価値はないです。また型には特殊な効果があり、武心と言うものを集めると効果が発揮されるのですが、武心は戦闘ごとにリセットされ、また終盤まで集まらないので、結果型の効果が発揮される前に戦闘が終わってしまうという、何も考えられていない仕様が存在します。
 ストーリーモードは、基本的にセリフを聴くだけのものです。長い長いセリフを聴くためだけに真田幸村と伊達政宗の火力が落とされて、無駄にプレイ時間を長引かせています(それでも3時間くらいです)。ついでに、豊臣方の真田幸村が、なぜか秀吉に仲間になれと脅されているシーンもあり、謎でした。
 アクション面も、スタイリッシュと謳うだけあってスタイリッシュではありますが、それがどうした、と言った感じ。爽快感はあまりないです。火力がないため、武将戦は時間がかかりますが単調な作業です。
 唯一の評価点は音楽でしょう。オーケストラ風のドラマチックな音楽が用意されており、物語を盛り上げるのに一役買っています。パパとの戦闘はBGMが相まって中々感動的です。
 1000円で買うならまぁ許される、といったレベルのゲームです。特に不具合等はなく、クソゲーではないのですが、遊ぶ場合はお金をドブに捨てる覚悟で購入して下さい。

RIGS Machine Combat League

PS4 52点

 PSVR専用のeスポーツ色の強いアクションゲーム。とても酔うことで評判で、フリープレイに来ていたのでプレイしました。VR酔いしたことがないので、本作も5時間くらいぶっ続けでプレイしましたが特に酔うことはありませんでした。
 プレイヤーはRIGという小型のロボットに乗り、3vs3で対戦を行う。成長要素は特になく、とにかくプレイヤーの腕のみが頼りとなる。
 このゲーム、とにかく難しい。やることは移動と攻撃、ときどき回避くらいなのですが、なかなか思うように操作できません。オフラインモードでは、高いお金を払って優秀なパイロットを雇うことでかなり楽になります。というか、そうでないとNPCがポコポコ倒されて相手の特典になってしまいます。一方、オンラインでは人がいなさすぎてランダムマッチのため、スキルの入り乱れた対戦となります。発売から暫くたった今でもプレイしている人は相当の腕前の人ばかりなので、ボッコボコにされます。
 また、オンライン人口が少なすぎるため、マッチングは海外のプレイヤーとされることが多いのですが、そうするとラグが酷く、入力が全然通らなくなり結果ボコボコにされます。
 ゲームモードは、単純に殺し合うチームデスマッチ、ラグビー的なことをするエンドゾーン、バスケットボール的なことをするパワースラムの3つがあり、どれも結構楽しいです。機体はたくさんあり、さまざまなアビリティを持っているため、ゲームモードに応じて使い分ける必要があります。もっとも上手い人は同じ機体で全てこなしているようですが…
 プラチナトロフィーまでもう少しのところまで来たのですが、他にやらないといけないゲームが出来たため一旦保留中。サービスが終わるまでには再開したいところです。
 今あるVRゲームの中では完成度が高く、VR買ったけどやるゲームがない人には一度体験してもらいたいゲームです。

グランツーリスモスポーツ

PS4 5点

 グランツーリスモシリーズの最新作。私はドライブシミュレータとしてのグランツーリスモを期待していたのですが、わりとガチなレースゲームになっていたので、その点で大きく減点です。PS4で遊んでいるから、というのもありますが、グラフィックスはそこまできれいではないです。VRモードは特にひどく、PS2時代のゲームを遊んでいるかのようでした。
 フォトモードは(当たり前ですが)非常に綺麗です。まるで本物。ただレンダリングのたびにPS4が爆音でファン回すのでちょっと心配になります。
 コースもあまり多くなく、やはりドライブシミュレータとして遊びたい人にはあまりおすすめできないゲームです。レースゲームとしての出来は非常によいと思います。

ドラゴンクエスト

PS4/🏆100% 50点

 何度りゅうおうを倒してきたかわかりませんが、DQ11攻略の特典としてドラゴンクエストが遊べたのでプレイ。最後にプレイしたのは結構前だと思うんですが、意外と覚えてるものですね。そして凄く単純なのに、何故か最後まで遊んでしまう謎の魅力があります。
 みなさんもうプレイ済みだと思うので、詳しいお話は割愛ということで。

Life is Strange

PS4/🏆100%(プラチナ) 75点

 知人が面白いと言っていたのでやってみたゲーム。タイムリープをテーマとしたSFアドベンチャーです。プレイヤーはアメリカの女子高生となって、何故か手に入れた時間を巻き戻す能力を使い、様々な問題に立ち向かう作品です。
 このゲームで特徴的なのは、少しだけ時間を戻せる、というシステムです。選択肢を選んだ後や、なにか事件が起こった後などに、一定時間だけ巻き戻すことができ、再度同じイベントをやり直すことが出来ます。選択肢によって未来が変わりますが、そこまで大きな変化はありません。また、個人的に面白いなと思ったのは、各パートクリア後に、選んだ選択肢の全体の統計が見れる、という点。世界中のこのゲームのプレイヤーが、一体どの選択肢を選んだのか、あるいはどういう行動を取ったのか、というのがわかります。私は選択率が一番高い選択肢ばかりを選んでいたようで、ちょっと安心しました。
 ストーリー自体は、非常にありがちなSFで、オープニングを見ただけで「バタフライエフェクトね」となる程度には先が読めます。エンディングはもうちょっと凝った展開があってほしかったなぁ、と思いつつも、やっぱり時間という人の手に余る普遍の仕組みを操ることなど出来ない、という展開は時間操作系の作品としては安定なのでしょう。
 続編の日本語版発売も決定したようですし、どんなお話になるのか楽しみです。続編が出る前にやっておきたい1本です。

アスディバインハーツ

PS Vita/🏆100% 28点

  フリープレイに来てた、謎のRPG。スマホゲームの移植のようです。ゲーム性、音楽、ストーリーどれをとっても、20年くらい前のゲームのノリです。しかも売れているゲームの陰で全然売れなかった量産型RPGといった感じ。でもこの古臭い感じのゲーム、なぜか最後までやってしまいます。
 ゲームはランダムエンカウントで、特にルーラ的な移動技はありません。まぁ街が非常に少ないので当然といえば当然。このゲームの特徴は、弱い敵との戦闘はスキップできる、という点でしょう。移動中にエンカウントしても、リザルトだけ見て終わりです。ただ、戦闘に入る際のロードがテンポを悪くしており、戦闘スキップでもこのロードが入るのは難点。
 ストーリーはアニメ調の激寒ストーリー。主人公とヒロイン(幼馴染)がいちゃいちゃしつつ、旅をするに連れて女の子を仲間にしながらハーレムを作っていくスタイル。超こってりです。

Goat Simulator

PS4/🏆プラチナ 36点

 例のネタゲー。iOS版をプレイ済みですが、PS4版がいかなるものか、試しにプレイしてみました。まぁ変わらないクソゲーでした(褒めてます)。各所でバグバグ&バグ、進行不能なんてお手の物。だがそれがいい。
 個人的には楽しめましたが、圧倒的におすすめできないゲームということでここは一つ。

STEINS;GATE 0

PS Vita/🏆100%(プラチナ) 51点

 シュタゲの続編。牧瀬紅莉栖の所属していた大学の研究室の先輩である比屋定真帆と、そこで研究されていたAI「アマデウス」を巡って起こる事件を読み進めていくサウンドノベル。他のファンディスク作品とは異なり、ストーリーはしっかりしています。
 物語は本編に比べると若干暗めです。ネタバレになるのであまり深くは言及できませんが、本作はβ世界線での出来事を語ったものなので、そもそも暗くなるのは仕方ないのですが…牧瀬紅莉栖も鳳凰院凶真も登場しないため、それらのキャラクターを中心に起こっていたドタバタや掛け合いが一切と言っていいほどありません。初代シュタゲでは、個人的にはゲルバナしてるあたりが一番面白かったので、そういった点ではきっとこのゲームは私には合わなかったのでしょう。
 続編といいつつも、α世界線の本編を補完する、という意味合いが強い本作です。本編をやった人はプレイしておいて損はないでしょう。まだの人は本編を先にどうぞ。ちなみに本作の重要キャラである比屋定真帆ですが、それはもうめっちゃ可愛いのでぜひ愛でて下さい。アニメ化もされるっぽいので期待してます。

Lumo

PS4 2点

 フリープレイで配信されていた、鬼畜アクションゲーム。アクションのくせに強制クォータービューという、位置関係が掴めない中死にまくるアクションゲームです。
 ゲームの雰囲気に惹かれてプレイしてみたのですが、失敗でした。とにかく奥行き感がつかめず、思い通りに動かせないままとにかく死にまくります。ストレスで寿命がマッハ。ストーリーも特に語られず、何を目的にどこへ向かっているのかもあまりわかりません。マップを見ても現在地がわからず何の役にもたたず、ただウロウロしては死ぬだけ…
 雰囲気は非常によいです。背景やオブジェクトも作り込まれており、世界観はかなりよいのですが…なぜこんなゲームになってしまったのか。ゲームとしてはおすすめできない作品です。
 

STEINS;GATE 線形拘束のフェノグラム

PS Vita/🏆100%(プラチナ) 7点

 シュタインズ・ゲートのファンディスク。本作の特徴は、各シナリオごとに主人公が異なり、ラボメン全員のシナリオが楽しめる、という点。そういうゲームを求めている人にとっては楽しめるゲームだとは思いますが、やはりシュタゲはあの真実に徐々に迫っていく感じのSF、という印象が強く、個人的には蛇足だなと思いました(ファンディスクなので当然といえば当然ですが)。
 もともとあまりゲーム性のないシュタゲですが、今作ではそれがほとんどなくなっており、よりサウンドノベル感の強いゲームになっています。
 つまらないわけではないのですが、ファン向けのゲームであることには変わりないので、シュタゲを知らない人はまず本編を遊んでからににましょう。

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド

NSW 92点

 Switchを勢いで予約したものの、特段やりたいゲームもなく、とりあえず買ったゲームでしたが、買って正解でした。ずっとPS派だったので、ゼルダシリーズはやったことがなかったのですが、非常に面白いゲームでした。世間が騒ぐ意味がわかりました。
 特筆すべきは、その圧倒的な自由度でしょう。その広い世界のどこにでもいけて、攻略順序も関係なし、謎解き一つとっても攻略方法がプレイヤーの数だけある、まさにオープンワールドの新しい形といえます。しかし、この自由度と作り込みを他のゲームが真似することはきっと困難でしょう。そのくらい恐ろしく作り込まれています。
 ただし、オープンワールドすぎるゆえ、プレイヤーに対して最小限のチュートリアルがあるのみで、ゲームの目的の多くは説明されません。したがって、ゲームにゴールを求める人にとってはあまり適したゲームではなく、自ら遊びを見つける人にとっては「神ゲー」以外のなにものでもありません。私自身はどちらかというと前者なので、ゲームの評価としてはほぼ同時に発売されたHorizon Zero Dawnに軍配が上がります。
 ゲームを一通り終わった後も無限に遊べますし、YouTubeなどでプレイ動画を見ても新しい発見があります。Switchを持っている人なら必ず遊ぶべき1本です。

1-2-Switch

NSW 13点

 職場でもらったパーティーゲーム。でもぼく友達いませんしお寿司。ということで評価できないのですが、一つだけ凄いなと思ったことがありました。
 以前実家に帰ったときにSwitchとこのタイトルを持って帰ったのですが、そのときに祖父の家にいって、みんなでこのゲームを遊びました。我が家はみんなゲームには疎く、リテラシーは皆無なのですが、それでも1回遊んだらだいたいルールが分かって、そしてみんなで分け隔てなく遊べるゲームがたくさん用意されていました。
 昨今のゲームはわりとリテラシーが求められるものが多く、「ゲームとしてのきまり」のようなものを知っていないと遊べないものが多いと感じています。開発者側もそれなりに遊んできた人たちですからね。そういった前提知識なしに、誰でもすぐに遊べるようなゲームを作れる任天堂は「遊びを作る」という点においては他よりも二歩も三歩も先に進んでいるように思います。

マリオカート8 デラックス

NSW 63点

 100万年ぶりにマリオカートやりました。SFCのマリオカート以来のプレイです。独りでプレイしていると、やはりただのレースゲームなのですが、これもみんなで持ち寄って遊ぶとすごく面白いです。いろいろとアイテムはありつつも、ハンドルアシストなど初見でも一通り遊べるようになっていて、これも実家に持っていって家族で遊びましたが、結構熱いレースを楽しむことが出来ました。
 ただ、操作説明が若干不親切かなと思いました。バックミラーやブレーキなど、やったことがある人なら知っているであろう説明が存在しないため、それらの説明がどこかにあると良かったのになと思います。200ccともなるとブレーキは必須なので、そのタイミングとかで。
 なんにせよ、誰とでも遊べるゲーム、初心者も上級者も一緒に遊べる、やり込みもできる、そんな間口がスーパー広いゲームです。画面は小さいですが、外でも4人対戦が出来るのも魅力です。Switchを買ったらぜひとも一緒に買っておきたい一作です。

モンスターハンター ダブルクロス

NSW 59点

 4G以来のモンハンです。3DS版の移植で、しかもいつものモンハンので特に書くこともないのですが…作業ゲーのテンプレみたいなゲームですが、やはりみんなで遊ぶと何度やっても楽しめますね。グラフィックスはいかにも3DS版のをつかいました、といった感じではありますが、テクスチャの解像度は上がっており、総じてきれいになっています。遊びは以前から変わってはいませんが、新スタイル・ブレイヴが導入され、大型モンスターも近距離で殴りやすくなりました。また、遠距離武器も近距離で戦えるようになり、戦い方という観点では大きく変わったと思います。
 3DS版にあったタッチパネルによる操作がなくなったため、操作性はかなり下がっています。チャットで定形メッセージを素早く送ることが出来ず、またサインまでの手順も増えたため、狩り以外の操作感は3DS版に劣ります。
 村クエは全て終わらせましたが、G級はあまり進められていないので、時間を見て攻略を進めたいところですが、来年(もう明日まで迫っていますが)ワールドがでてしまうため、なかなか時間の確保が難しいところです。
 グラフィックスは確かに改善されているのですが、持ち寄って遊ぶ、という点に重きをおくと、本作は3DSで遊んだほうがいいかもしれません。オンラインであれば3DS、Switch混在で遊べるのですが…

メトロイド サムスリターンズ

3DS 74点

 待ちに待ったメトロイド最新作にして、メトロイド2のリメイク作品。メトロイドシリーズのナンバリングは全てプレイ済みなのですが、唯一2だけはクリアまでたどり着けなかった作品なので、ここでなんとか攻略しておきたいところです。
 本作は3Dになりつつも、ゲーム自体は2Dとなっており、ゲーム性自体はそのままに、サムスが3Dでぬるぬる動きます。モーションもかなり細かく作り込まれていました。新システムも幾つか追加されており、メレーカウンターによるカウンター攻撃や、エイオンという特殊なエネルギーを使い発動するエイオンアビリティなど、ゲームを攻略するのに必要な要素が増えました。
 マップなどの構成は、これぞメトロイド、といった出来です。この辺に隠し通路がありそう、というのがしっかり再現されており、大体予想できる辺りに通路が隠してあるのは流石。行き止まっては強化アイテムを収集し、ボスを倒しながら最深部へ、という流れもしっかり受け継いでいます。
 一方で、カウンター前提の設計となっており、ザコ敵一撃がかなり重く、難易度ノーマルでも序盤はポコポコ死にます。ボス戦もカウンターが出来ないと長期戦になりがちです。スクリューアタック獲得後も、一撃で倒せない敵が多く、難易度は高めです。また、フリーエイムの導入により、アナログスティックでの操作になるため、操作の精度が若干落ちます。
 非常に完成度の高い本作ですが、唯一と言ってもいい欠点があります。それは掘削機です。掘削機、テメーはダメだ。オワタ式初見殺し強制スクロールに始まり、特に面白くもない、そして解き甲斐もないつまらない謎解きを何度もやらされる、死んだら最初からやり直し。クソの塊のようなボスでした。コイツがいなければもっとスコアは高かったんですけどね…
 アクションゲームとしての完成度はもとより、メトロイドとしての完成度も非常に高く、紛れもないメトロイドシリーズの最新作です。もはや死にかけの立体視モードで遊ぶとななおよい、珍しいゲームでもあります。

スーパーマリオ オデッセイ

NSW -点 (未クリア)

 年末遊ぶゲームとして購入しました。帰省の新幹線の中で少しだけ遊びました。3Dマリオは64以来です。集めるものがあると隅々まで探したくなるので中々先に進まないです。クリアしていないので点数は付けられませんが、すでに面白いのでいい点をつけられそうです。

まとめ

 今年は30本ほど遊んだことになります。一応軽いメモは残しつつ遊んでいるのですが、やはりこうやって思い返してみるのも悪くないです。
 今年は本当に良ゲーが連発されました。グラビティデイズ2、ニーアオートマタ、ゼルダ、ホライゾン、ドラクエ11…これだけの大作が1年でポンポン出てしまうと、来年からのラインナップに少し不安を覚えます。来年はモンスタハンターワールドを皮切りに、三國無双8…願わくはエースコンバットが出れば良いのですが…1〜3月くらいまでは楽しめそうです。
 来年も出来る限りたくさんゲームをやっていきたいですね。

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